大人になったと勘違いしていた

何年前からだろう。以前に比べて随分と涙もろくなったことを自覚するようになった。若い頃に比べて少しは大人になったのかなぁと、加齢の悲しさを人間としての成熟の嬉しさで自分自身を慰めながら過ごしてきた。でもふとなぜこんなにも涙もろくなったんだろう、僕という人間がそんなに短時間で成熟するわけはないのに、と思い、調べてみたら、加齢による前頭葉の衰えで感情の抑制が効きにくくなるのが本当の理由であることがわかった。参考 https://radichubu.jp/kibun/contents/id=37408?mobileapp=1

うーん、今までずっと歳を重ねたことで少しは大人になって共感力がアップしたと勘違いしたまま嬉しい涙も流してきたけど、なんだか歳を取ることがもっと怖くなってきた。でも待てよ、感情の抑制が効きにくくなるということは怒りっぽくなることでもあるよな。しかし、若い頃に比べるとあまり怒らなくなったけどこれも加齢の影響か?それとも単に怒る気力もなくなったのか?急にこれからの人生が怖くなってきた。。。どうしよう。。。

今まで生きてきた時間より、残された時間の方が短くなった今からでも、もっと人に優しくしよう。もっと相手のことを知るために努力しよう。脳の衰えが真の原因だとわかったとしてもそれは人としての円熟の表れだと自分に言い聞かせて自分が理想とする人間像を目指そう。少しは元気が出てきた。今からでも遅くないから頑張ろう。

月額99円から。WordPressも簡単にインストールできるレンタルサーバー

コメントを残す

WordPress.com で次のようなサイトをデザイン
始めてみよう